皐月賞で同じ無敗馬のコントレイルとの接戦を演じ
負けて尚強しの印象を与えたサリオスですが
果たして、ダービーでの逆転劇は起こるのでしょうか?
結論から言えば、残念ながらそれはあり得ないでしょう。
その理由をこれから説明していきましょう。
巷ではサリオスはまだ見限れない
ダービーでは逆転できるかもしれない
まして、この方もこういう風に仰ってます
⇒アンカツこと安藤勝己氏 ダービーでサリオス逆転の可能性に言及「勝負付けはまだ済んでない」そのココロは…
確かに仰ってることも理解はできますが
私はあくまでも結果論に過ぎないと思っています
サリオスのダービーでの逆転劇は起こらない
その一番の理由というのは
「サリオスは産まれた時代が悪かった!」
これに尽きると思います
今から36年前になりますが
3歳(当時は4歳表記)牡馬クラシック戦線には
今年と同様に2頭の強い馬が競っていました
1頭はダービーまで重賞3勝の実績を誇っていたビゼンニシキ。
もう1頭は無敗で皐月賞を制し、後の6冠馬になった皇帝シンボリルドルフです
あの時はビゼンニシキも強い評価を大衆から得ていたのですが
でも、二度対戦しましたが、どうしてもシンボリルドルフには叶いませんでした
そして、陣営はルドルフとの勝負には勝てないと判断し
秋は別路線へ歩むもレース中に故障を発生し
あえなく引退に追い込まれた不幸な馬でした。
もし、あの時シンボリルドルフと一緒に走らなければ
ダービーはまだしも、皐月賞は絶対に勝っていたと思います
ビゼンニシキにしてみれば産まれた年が悪かったとしか言いようがありません
それを今年に当てはめてみると
当時のことが凄く思い重なってしまいます。
一生に一度の晴れ舞台のダービーへ
ましてサリオスはシルクレーシングのクラブ馬ですから
ほとんどの会員の方はダービーへ行って欲しいと願っていたことでしょう
一応、正式にサリオスはレーンを背にダービーへ向かうことになりました
ですが、私としてはダービーの後は無理をしないで
ぜひ、マイル路線を歩んで欲しいと思っています
サリオスには決してビゼンニシキの二の舞だけにはなって欲しくない
後々は同厩舎の大先輩モーリスのようになってもらいたいと切に思います
サリオスがダービーで逆転できるというのは
現実的には厳しいと私は思っています
確かにサリオスはスピード能力に長けていて
そしてスタミナもあると思います。
皐月賞でも実際に強い競馬をしました。
3歳牡馬クラシック世代の代表格というのも変わらないでしょう。
ただ、残念ながら今年はそれを上回る馬が 1頭いるっていうこと。
それが、コントレイルです。
⇒レーンが短期免許で2度目のダービー挑戦!不調の今、果たして勝機は?
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