桜花賞が近づいてくると必ずといっていいほど思い出すあのレース
とてつもない豪脚を披露して魅せてくれたディープインパクト産駒の牝馬
思い出は2014年に勝ったハープスターです。
彼女の凄いところを目撃したのは前年の新潟2歳ステークス。
翌年の皐月賞馬になるイスラボニータなどの牡馬陣を
直線だけで一気の飲み込んだあの強烈な末脚には度肝を抜かされました
「うわ~、すげぇ~なハープスターって! こりゃ~来年のクラシックが楽しみだね」
もう、その時からハープスターという名前は確実に私の脳裏に刻まれたのでした。
予想通り、ハープスターは暮れの阪神JFに駒を進めてきましたが
鞍上川田が何を思ったか、ハープスターを馬群の中に入れてしまい直線でも追い上げに手こずる始末
ゴール前、彼女の豪脚が炸裂するも、結果ハナ差でレッドリヴェールに苦杯を舐めてしまいました
確かに、レースを見ていた私でも何であんな乗り方をするんだ?って思いましたが
案の定、師匠のマツパクさん(松田博調教師)があの乗り方に激怒したのは言うまでもありませんでした
年が明けて、ハープスターは予定通りトライアルのチューリップ賞に出走。
あれ以来、乗り方を反省をした川田は一切小細工せずに
師匠の支持通りに外を回して前哨戦を難なく勝利しました。
迎えた本番桜花賞では当然のごとく単勝1.2倍の断然人気に支持されましたが
私としても川田が普通に外を回してくれば必ず勝利してくれると確信めいたものがありました
ココはハープスターの頭は揺ぎないし、相手もレッドリヴェールでほぼ間違いない
その時ばかりは私も余計な馬券は購入せずに
1、2番人気の組み合わせでしたが
ハープスターからレッドリヴェールへ諭吉を何枚か使い
ここぞとばかりに馬単一本で勝負をしたのです。
ゲートが開くや例によってハープスターは最後方!
フクノドリームがハイペースで飛ばしていき、4コーナーではまだ20馬身ほど離れていましたかね
でも、直線に向くやハープスターは大外を通ってグイグイと伸びてきます。
残り50Mぐらいではさすがに応援に力が入りましたね!
ゴールした瞬間は思わず「よっしゃーーー!!」と声が出ましたよ
この時も期待通りの豪脚を披露してくれて
配当は安かったですが馬券も完璧に当ってくれました。
ハラハラ、ドキドキさせてくれますが
いや~、ハープスターの走りにはあらためて惚れ惚れさせてもらいました。
この桜花賞がハープスターにとっての頂点だったのでしょうか?
それからフランスやドバイに遠征するも思うような結果を残せずについに引退。
でも、あの桜花賞のレースはいつまでも深く残る思い出になっています。
ウオッカやヴエナビスタ、ジェンティドンナと名牝はいましたが
ハープスターというのはその名牝たちに勝るとも劣らない個性の持ち主だったと思います
目の覚めるような豪脚を繰り出したハープスターのレースをどうぞご覧ください
★ランキングに参加しております。
何か参考になったなぁと思ったらポチッとして頂けると嬉しいです。
にほんブログ村