北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたあの「キングヘイロー」が
昨日、老衰のため死亡したという誠に残念なニュースが入ってきました。
キングヘイローといえば1998年代にあのスペシャルウィークやグラスワンダー、セイウンスカイなど
黄金世代の一角を担った馬でもあり、デビューから3連勝してクラシックの有力候補としても騒がれました
皐月賞2着以降のダービー、菊花賞では思わぬ結果が出ず
その後は試行錯誤を繰り返し、ようやく落ち着いた場所が短距離部門。
1999年のスプリンターズSで初めて1200メートルに挑戦して3着すると
翌春の高松宮記念では、4頭が並ぶゴール前の接戦を首差で制し
柴田善を背に待望のG1初制覇を果たしました。
よりによってその高松宮記念の週に逝ってしまうなんて・・・
種牡馬としてはオークス、秋華賞などを制したカワカミプリンセスや
スプリンターズS、高松宮記念を制したローレルゲレイロなど
ファンの記憶に残る馬たちを送り出しもしました
産駒にはダイアナヘイローやキタサンミカヅキ、ダイメイプリンセスなどが
まだまだ元気に現役で走っていますが
くしくもそのダイメイプリンセスは日曜日の高松宮記念に出走を予定しています。
そこで父キングヘイローの弔い合戦を制すれば、これほどの供養はないですね
違った意味でもこのダイメイプリンセスは応援したいと思います。
24歳で逝ってしまったキングヘイローですが、安らかに眠って欲しいです
最後に、この馬のベストパフォーマンスでG1をもぎ取った
当時の高松宮記念をぜひご覧下さい。
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