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G1レースメモリアル

有馬記念の思い出!泣いた笑った札束が乱れ飛んだ1990年オグリキャップ

今年の有馬記念もカウントダウンの時期に入ってきましたねぇ。

有馬記念といえば今週行われる朝日杯FSなどとは比べ物にならないぐらいのたくさんの思い出があります。

幾多の名勝負が繰り広げられてきた有馬記念。

どの思い出を取り上げようか悩むほどですが

でも、有馬記念といえばなんといってもこの時のことは忘れられない

それこそ一生の思い出かもしれません。

 

時は1990年、あれからもう30年も経つんですねぇ~

30年前の世の中って、まだまだバブルの絶頂期でした。

「バブル」というのを知らない方には申し訳ないですが

ホント、今にして思えば良い時代でしたよ

世の中にはお金というのが溢れかえっていました

お金が乱れ飛ぶ

※写真はイメージです

 

とにかく人々の財布の中にはお金がたくさん入り、その紐は緩かったこと、緩かったこと。

春夏秋冬、毎晩のように街中にはお酒に酔いつぶれた人が

道端にゴロゴロと転がっていました。

どこのお店も商売繁盛、夜中の3時になってもタクシーは捕まらない

なんとか空車を捕まえようと一万円札を片手にした客がこっちこっちのゼスチャーを繰り広げていたもんです

※写真はイメージです

 

まだ20代そこそこの若い人間でも100万円以上のボーナスを貰うなんてザラでした

クリスマスともなれば女性に高価なブランド品を買い与えてあげてお金を使いまくり

ヘリコプターをチャーターして、高級ホテルへ泊まるなんていうのも当たり前。

ヘリをチャーター

※写真はイメージです

 

「アッシー君」だの「メッシー君」だの、「ミツグ君」だのという言葉ができたのもその当時でしたかね

今ではほとんどそんな言葉も聞かなくなりましたが(笑)

当時は株や不動産だって天井知らずに上がり続け

どんな株だろうが買えば必ず儲かるという時代でした

就職戦線では完全に「売り手市場」。

今でも人手不足なんて騒いでますが、当時はどこの企業も手厚い待遇で

面接などに行けば豪華な昼食をご馳走してくれたり

面接も名ばかりで実際は内定なんて簡単に貰えた時代でもありました。

 

本当に、こういう時代があったんです

信じられますか!?

今の若い人たちからすれば想像し難いことだとは思いますがね。

そんなバブルの最中、競馬というのもホント変わったなぁというのが

この1990年ぐらいからだったでしょうか!

 




 

それは第二次競馬ブームの始まりだったのかもしれません。

そんなブームを作ったのが、競馬界の第一陣者でもある若かりし頃の武豊と

そして、地方笠松から中央へ移籍してきた芦毛の怪物と言われたオグリキャップでした。

常に連戦連勝を重ね、いつも一生懸命に走るその芦毛馬の姿に人々は酔いしれました

しかし、そんなオグリキャップにも試練が訪れたのです。

人気を背負って走るのが疲れてしまったのか!?

秋の天皇賞、そして続くジャパンカップでも期待に応えられずに惨敗を喫してしまいました。

もう、オグリキャップは終わってしまったのか?

もう、あの華麗な走りを見ることができないのか?

とにかくファンの多かった馬が、巷ではこんな風に囁かれもしました。

そして、オグリキャップの最後の引退レースでもある有馬記念を迎えることになったのです。

最後の望みを託してオグリキャップの鞍上には武豊が指名されました。

それでも、力尽きているかのような同馬には、当日は4番人気に支持されるのが精一杯。

当時、競馬の神様とも言われた大川慶次郎さんにもそっぽを向かれてしまっていたのです。

しかし、しかし、最後の最後にオグリキャップは目覚めました。

並み居る3才馬たちを尻目に、なんと先頭でゴール版を駆け抜けてしまいました!

 

なんという劇的な勝利、これぞドラマを見ているようでした!!

抱き合って喜んでいる人、嬉し涙を流している人、大声で歓喜の雄叫びをあげている人で

場内は興奮度がマックスに上りかけたところに

オグリキャップが武豊を背にウイニングランで戻ってきました。

待っていたかのように場内では「オグリ、オグリ!!!」の大合唱。

ちょうどゴール版前で見ていた私もそれに混じって大声を出して勝者を称えました。

いや~、ほんとこの時ばかりは身体が熱くなり感動を覚えましたね。

 

30年経った今でも、あの時の感動と地鳴りのような大歓声は強く記憶に残っています。

当時の競馬界を引っ張り、人々に夢と感動を与え続けてくれた芦毛のアイドルホース。

まるでドラマを見ているかのような、オグリキャップの最後の劇的なラストランをどうぞご覧下さい

 

 

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