この朝日杯FSというのは4年前から今の阪神コースへと移行したのですが
それまでは中山競馬場の同じマイル戦で施行されていました。
歴代の勝ち馬を見てもナリタブライアンをはじめ、フジキセキやグラスワンダー、アドマイヤドンとその他にも
そうそうたる名前が連なっています。
お話しは2007年で、今から11年前になるんですが
その年の秋競馬は私にとって散々な結果の連続でしたが
潮目が変わって3連単で特大ホームランをかっ飛ばせたのがこのレースだったのです。
今でも忘れられませんが、直線の坂を駆け上がったところから「そのままーーーーー!!!!」という
回りがビックリするぐらいの大声を張り上げた自分がいましたよ。
ですので、自分としては余計に思い出に残っているんですね
もちろん勝った馬にも私的に感情が入り、その時以来大好きになってしまいました。
勝った馬の名前は「ゴスホークケン」。
その時の鞍上には、どちらかといえば今でも地味な騎手ですが「勝浦」が跨っていました。
昔はよく最終レースで穴を開けることが頻繁にあったので
別名「最終の勝浦」とも言われた男です。
ですが、年間にしてみればだいたい50勝前後で終わってしまい
G1レース勝ちと言ってもこの朝日杯FSのゴスホークケンと
それよりも昔に活躍したテレグノシスという馬ぐらいですかね
しかし、そのゴスホークケンという馬は
私に大きなプレゼントをしてくれた以降は不思議な事に
まるで馬が死んでしまったようにパッタリと勝つことを止めてしまったんです
ホント、こんな馬も珍しいですよ
話を元に戻しますと、このレースの勝ち馬は早期引退などをしないかぎりは
それ以降でもソコソコの活躍をする馬たちばかりでした。
しかし、このゴスホークケンはこのレースを勝った後に12戦したのですが
一度も馬券圏内に入ることも無かったのです。
戦歴はホント、見るに忍びないぐらいですよ
私は朝日杯FS以降もゴスホークケンを追っかけましたが
当然のように馬券は紙屑になったレースが何度もありました。
俗に言う、「一発屋」だったんですねこの馬は!!
この日、この時の朝日杯FSはゴスホークケンという馬にとって
全てを賭けた一戦だったんですね。
せめてこの後、一度ぐらいこの馬らしさというのを見せてもらいたかったものです。
今にして思えば、この馬は一体何だったんだろう?
可哀想なことにその後は大動脈破裂であの世へ行ってしまいました。
この朝日杯FSというレースを勝つためだけに産まれてきたような
ゴスホークケンのその時のレースをご覧下さい。
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