２０２２年秋の天皇賞は異例中の異例なのか！？
秋の天皇賞というレースが３２００㍍から２０００㍍に短縮された１９８４年
遡ること３８年になりますが、私はその３８回をこの目で見てきました。
しかし、今年ほどちょっと「特殊」な年というのは存在しませんでした。
何が「特殊」なのか？
そして、その現象が起こっている先にはどんな結末が待ち構えているのか？
私なりに後述していきますので、どうぞお付き合い下さいませ。
皆さん、こんにちわ俊樹です。
久しぶりに東京競馬場でのG１のファンファーレが聞ける時期がやってまいりましたね
フルゲートにこそ満たなかったですが
競馬ファンがおおいに楽しみにしている秋の天皇賞がまもなく行われます
明後日の日曜日の東京府中の天気は晴れ
今週は雨も降りませんでしたので芝の状態は絶好の良馬場
気温は１８度ぐらいとまぁまぁの陽気の中でレースは行われるでしょう
私もほんと～～に久しぶりに現地へ行きます。
最後に東京競馬場へ行ったのがコロナ前の２０１９年のジャパンカップですから
実に３年ぶりになりますかね。
いや～、長かったなぁ
自分の競馬人生において、これほど長く競馬場へ足を運ばなかったことがなかったですから
今から本当に楽しみで仕方ありません。
前置きが長くなりましたが、２０２２年の天皇賞秋の枠順を眺めてみましょう
随分と人気勢が偏った印象を受けました。
既に天皇賞秋の前々日発売が開始されております。
まだ当日の発走直前までだいぶ時間がありますので
コロコロ変わるとは思いますが１番人気、２番人気あたりまでは揺るがないでしょう
この上位２頭(イクイノックス、ジャックドール)は枠順が決まる前から予測ができていましたが
これが私が言う「特殊」なレースだということです。
それはどういうことかと言いますと
この２頭は「ノンタイトルホース『G１未勝利馬』」ですよね
いやしくもG１ホース５頭を差し置いて
G１未勝利馬が１番人気、２番人気に祭り上げられたこと自体が私には違和感を覚えてなりません。
※発走直前までわかりませんが、人気上位３頭がG１未勝利馬になる可能性も
こんな秋の天皇賞というのは私も今回初めてです。
過去にG１未勝利馬がG１ホースを差し置いて１番人気になったというのは２回あります
それは１９８７年のニッポーテイオーと２００４年のゼンノロブロイです。
どちらも勝利を収めた訳ですが、１９８７年の時はG１ホースが２頭しか出走しておりませんでした
そして２００４年の時のゼンノロブロイですが
当時は脂が乗っていて絶好調だったペリエがこの秋の天皇賞から跨り
トリプルクラウンホース(その年の天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念を３大制覇)にもなりました。
では、その当時のペリエと今のルメールを比べてみたらどうでしょう？
もう、言わなくてもわかると思います。
こういった点から見ても「ちょっと一筋縄ではいかないのではないか？」というのが現時点での私の印象です。
そして、コレも今年に限りほんと珍しい現象だなぁと思っています
平地G1競走で１番人気の馬の勝利無し
フェブラリーSから始まり、既に平地G1は１５回を消化。
ことごとく１番人気に祭り上げられた馬が負けています
まさに呪いに掛けられてるという例えが相応しいぐらいの負けっぷりですよね
果たしてこれがどこまで続くのかは神のみぞ知るです
そして、今回の天皇賞秋においてはどうでしょうか？
結論を言えば、私にはイクイノックスが勝てるとは思えないですね。
これが絶好調時のルメールだったらまだしも
ルメールの時代は終わりつつあり、心身ともに下降気味の今の状態では
この１番人気というのはちょっと荷が重いのではないかと思います。
過去６年間ぐらいを遡りますと
キタサンブラックやモーリス、アーモンドアイ、グランアレグリア、コントレイル、脂が乗ったエフフォーリアといった
スーパーホースが出走をしていたりしていて割と堅く収まってきました。
今年はそんなスーパーホースは不在。
そろそろ荒れ頃ではないかなとも考えています。
現時点ではまだ何とも言い難いのですが
G１未勝利馬よりも、シャフリヤールやポタジェといったG１ホースに魅力を感じずにはいられません。
とくにポタジェに関しては毎日王冠から天皇賞秋と去年と臨戦態勢はまったく同じ。
去年はエフフォーリア、コントレイル、グランアレグリアといった最強メンバーがいる中でも
勝ったエフフォーリアからわずかコンマ８秒差。
そして、今年の大阪杯を勝ち、元々あった実力が開花した感じでした。
しかし、宝塚記念、毎日王冠と負けたことで今回はガクッと人気が下がっています。
まだまだこの馬の実力は衰えていないと見ているのですが。。。
では皆さん、天皇賞秋頑張りましょうね。
★ランキングに参加しております。
何か参考になったなぁと思ったらポチッとして頂けると嬉しいです。
にほんブログ村