皆さんこんにちわ、俊樹です。
今回は「騎手」にスポットを当ててお話ししたいと思います。
その騎手とはこの人戸崎圭太ジョッキーです!
競馬ファン、中でも戸崎ファンなら今頃心を躍らせているのではないでしょうか?
「うわ~、戸崎さんもしかしたらオークスとダービーを連勝しちゃうかも♪」
「圭太がダービー勝ったら号泣しちゃう」
等々、彼のファンも多いことからこんな声も聞こえてきています。
現時点で馬や騎手に何事もなかったら、騎手戸崎圭太はオークスでもダービーでも1番人気の馬に跨る予定になっています。
オークスでは桜花賞で手綱を取ったモレイラが個人的な事情でブラジルに一時帰国。
その桜花賞馬ステレンボッシュの代役を戸崎が努めることになりました。
そしてダービーでは皐月賞を無敗で制したジャスティンミラノがスタンバイ。
果たしてこの両頭を頂点に輝かすことができるのでしょうか?
今までの騎手戸崎圭太を振り返りつつ、すぐそこに迫る未来についてお話ししていきたいと思います。
戸崎の大先輩でもある内田博幸の後を追うようにJRAに移籍してきたのが今から14年前の2013年でした。
地方、とくに所属していた大井競馬で華々しい活躍をし、第二の内田博幸がやってきたと当時はもてはやされたもんでした。
そんな期待に応えるべく、戸崎圭太はどんどん勝ちまくり2014年から3年連続で中央のリーディングジョッキーに輝くなど目を見張るものがありましたね。
その中にはストレイトガールでヴィクトリアマイルを連覇したり、代打で騎乗したジェンティルドンナで有馬記念を制したり、史上初の制裁点ゼロ(特別模範騎手賞の対象)でのリーディングジョッキーにも輝き、「戸崎圭太はどこまで活躍するんだろう?」とさえあの時は感じていました。
当時、内田博幸からも「先輩を差し置いて勝過ぎだ!!」なんて冗談も言われたりしたのを今でも覚えています。
しかし、そんな戸崎圭太にも2017年あたりから少しづつ陰りが見え始めました。
勝利数こそソコソコあげるものの、重賞でもG1でもあまり勝てず、とくに人気になると何故か信頼に応えることのできない時が数多くありました。
いつしか戸崎圭太の通称が「平場の戸崎」とか「戸詐欺」なんていう風に呼ばれるようにもなってしまいました。
これが本人に伝わっているのかどうかは定かではありませんでしたが、彼は彼なりの暗黒の時期を辛抱しながら絶え凌いできたのではないかと思います。
だからと言って全然勝てなかった訳ではありません。
それなりに重賞勝ちを含め、2018年にはエポカドーロで皐月賞を、2020年にはチュウワウィザードでチャンピオンズカップを、2021年にはアカイトリノムスメで秋華賞だって勝ったんです。
ですが、JRAに移籍してきて数年間のような、突き抜けるというような気配が、波に乗るというような面影すらが感じられなかったのは私だけではないはずです。
しかし、そんな戸崎圭太にも去年(2023年)あたりから、彼の人生のバイオリズムが徐々に上昇してきたとも言うんでしょうか。
巡り巡ってソングラインという馬を彼の元へ引き寄せ、そしてヴィクトリアマイル、安田記念とG1を連勝させる快挙を見せました。
そして今年、彼の代表馬ともいえるべく存在になりそうなジャスティンミラノとの出会いがありました。
新馬から共同通信杯を連勝して2戦無敗、まだどれだけ強いのか半信半疑だった皐月賞もあのハイペースの中で大変強い競馬をして無敗の皐月賞馬に輝いたのは記憶に新しいところだと思います。
そこで3着だったジャンタルマンタルが次のNHKマイルCを制した訳ですから、そのジャンタルマンタルを打ち負かしたジャスティンミラノであれば時期に迫ったダービーでも期待に応えてくれるのでは?との声が多いのも頷けますね。
そんな中でオークスのステレンボッシュの手綱も任された彼はいったいどういう思いでいるのか?
オークスはもとより、日本ダービーという大レースにおいて1番人気の馬に跨るのも戸崎圭太にとって初の体験です。
1980年生まれの戸崎圭太は43歳。
そういえば、あの福永祐一も無敗の3冠馬に輝いたコントレイルと一世を風靡したのも43歳の時でした。
私個人としては「戸崎にもようやく順番が回ってきたかな!」という思いでいっぱいです。
ぜひとも、そんな期待に応えるように頑張ってもらいたいなと思います。
戸崎圭太にもファンがたくさんいるのですから。
★ランキングに参加しております。
何か参考になったなぁと思ったらポチッとして頂けると嬉しいです。
中央競馬ランキング
サイン競馬ランキング
にほんブログ村