3歳牡馬春のマイル王決定戦として位置付けられているこのレース。
今年はココまで無敗の快進撃を続けてきた馬たちに加え
桜花賞2着のレシステンシアが参戦してくるなど
話題や見所も満載で楽しみな一戦となりそうです。
その中で、各馬がそれぞれの臨戦家庭を歩んできてる中で
10年ぶりに「毎日杯の優勝馬」も参戦してきました。
では、毎日杯を勝って挑んできた過去の馬たちが
本番のココでどのような成績だったのかを交えながら
今年のNHKマイルCを占いたいと思います
まず、過去20年を遡って見てみますと
毎日杯を勝ってNHKマイルCに参戦してきた馬は全部で5頭います。
2001年 クロフネ
2004年 キングカメハメハ
2008年 ディープスカイ
2009年 アイアンルック
2010年 ダノンシャンティ
5頭中、3頭が松田国英調教師が育てた馬ですね
俗に言われる「松国ローテ」という言葉の発端になった調教師さんでもあります
この「松国ローテ」の定義は定かではありませんが
私個人的にはこの「松国ローテ」というのは
毎日杯⇒NHKマイルC⇒ダービーというローテーションなのが本来の意味だと思っておりますが如何なものでしょうか
それはさておき、この5頭の中でさらにNHKマイルCを勝った馬は
2009年のアイアンルックを除き、4頭が本番も制しております。
これを見る限りでは圧倒的な勝率ですね。
そして、今年この「松国ローテ」で挑戦してきた馬が
3戦3勝のサトノインプレッサです!
毎日杯のあのレースぶりを見ていましたが
「うわっ、強いなぁこの馬」と唸らせてくれた程でした。
この馬も今年は良いところまで行くんじゃないかと当時は感じましたね
では、そのレースぶりをご覧になって見て下さい
少々、荒削りな部分はありますが
馬込みもいっさいひるむことなく
力強く馬群を捌いて抜け出してきたあの勝負根性は素晴らしいものだと感じました。
では、この毎日杯勝ち馬のサトノインプレッサが
並居る強豪を抑えてNHKマイルCを勝ち切ることができるのか?
人気は恐らく桜花賞2着でルメールに乗り変わるレシステンシア
前哨戦のニュージーランドTを勝ち3戦無敗、しかもレーンに乗り変わるルフトシュトローム
そしてこのサトノインプレッサの「3強」で形成されるでしょう。
実力的にはこの3頭は甲乙付け難いものがあると思います。
ただ、結果的に私個人はサトノインプレッサに軍配が上がるのではないかと思っております。
第一にはやはり、圧倒的な確率で勝利している毎日杯勝ち馬であるということ。
血統的にはダイワメジャーを父に持つレシステンシアの方が幾分上回ると思いますが
サトノインプレッサの方もディープインパクトの血を引いているのでなんら問題はないはずです。
そして、最大の理由はなんといっても「厩舎」の勢いというのは見逃すことはできません
3歳牡馬クラシック世代にはコントレイルという無敗の3冠をも狙える大器が控えておりますが
このコントレイルと競い合えるのはサトノインプレッサぐらいだろうというリップサービスをしたのが
今をときめく「矢作調教師」です。
これはあくまでも個人的なシナリオですが
そのシナリオ通りにいけば、約4週間後のダービーは
ダービー史上初のコントレイルとサトノインプレッサの親子丼ではなかろうか!!
今からそんな予感がしています。
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