皆さんこんにちわ、俊樹です。
毎年この時期になると、定年を迎える騎手や調教師たちが勇退していきますね
2024年度は1名の騎手「秋山真一郎」と7名の調教師たちが引退していくことになります。
調教師の方は正確には3月5日をもって引退。
ですので、3月3日の日曜日がそれぞれ管理されている馬とターフを沸かすのが最後ということになります。
【3月5日(火曜)をもって引退する調教師7名】
●飯田 雄三
●加用 正
●小桧山 悟
●高橋 裕
●中野 栄治
●松永 昌博
●安田 隆行
貴方は上記の調教師の中で誰に思い入れがあるでしょうか?
私はなんといっても二人の調教師ですね
調教師時代はお二方もそれなりに活躍馬を出されましたが
騎手時代には絶対に忘れられない、最高の思い出を私たち競馬ファンに与えてくれました。
感動の思い出をありがとう♪
そんなお二方の騎手時代の思い出を蘇らせたく思い、保存版として記事にして残しておきたいと思います
中野調教師と言えばアイネスフウジンでのあの伝説のナカノコールが!!
調教師時代には重賞やG1レースを合計8勝挙げた実績を持ちます
中でも元ジョッキーの蛯名正義とともにトロットスターで高松宮記念やスプリンターズS制覇は圧巻でしたね。
最後に重賞を制したのが2019年の函館スプリントSで、もうこの人の管理馬が重賞を勝つことはないのかなぁと思っていましたが
最後の最後に管理馬のブローザホーンが1月の日経新春杯を制することができて感無量だったに違いありません。
思い返せばこの中野調教師は騎手時代はそんなに恵まれた環境にあった訳ではありません。
彼の騎手時代に活躍したお手馬らしき馬といえば「ドロッポロード」ぐらいですか。
確か、クモハタ記念、金杯、東京新聞杯と重賞を3連勝したのですが
G1レースには手が届かず引退してしまいました。
それから長い年月が過ぎ、この中野騎手にも「引退」の二文字が見えてきたころ
ほんとに最後の最後にあのアイネスフウジンとの出会いがあったんですね。
そのアイネスフウジンは中野騎手を背に朝日杯を勝ち、明けの共同通信杯まで勝って一躍クラシックロードに乗ったんです。
皐月賞では華麗な逃げを披露するものの、最後ゴール板手前でハクタイセイに交わされ2着と涙を飲んだんですが
次のダービーではアイネスフウジンがこの中野騎手へ大きな大きなプレゼントを渡したのです
そして、いまだに忘れらない中野騎手を称えるナカノコールが初めて東京競馬場で沸き起こりました。
彼にとっても本当に嬉しかったことでしょう
今では「伝説」と称えられている当時のあの場面をぜひご覧になって下さい
安田隆行調教師があのトウカイテイオーの主戦騎手だったなんて!?
今回、勇退していく7名の調教師の中では安田隆行調教師が一番大仕事をしたと言っても過言ではないでしょうか
調教師時代には重賞やG1レースをなんと合計59勝も挙げた名トレーナーでした
活躍馬は主に短距離が多かったですが、中でもロードカナロアの出現はこの人の調教師人生に大きな箔をつける素材となりましたよね。
なんせ日本のスプリントG1を総なめにし、香港でのG1も連覇するなど大変輝かしい実績を挙げられました。
そんな安田隆行調教師も騎手時代はどちらかといえばあまり陽の当たらない人生を送ってらっしゃったと思います。
しかし、中野調教師と同様に、この人にも最後の最後に巡ってきた名馬がいました
それがあの有名なトウカイテイオーです。
トウカイテイオーと言えばどちらかと言えば元騎手の岡部幸雄や同じく元騎手の田原成貴が跨っていたイメージが強いですが
デビューから皐月賞、ダービーと無敗の6連勝を挙げた時にテイオーの背中に跨っていたのがこの安田隆行騎手でした
中野騎手のダービー制覇の次の年に、追っかけるようにしてこの安田隆行騎手もダービーを制し
大歓声の中で二年連続の「ヤスダコール」を受けてほんと嬉しそうでしたね。
この両名が競馬界から勇退していく訳ですが、ほんとにたくさんの良い思い出をありがとう♪と言いたいです。
3月3日にこの両名と管理する馬に最後の光が当たってくれることを心から望みたいと思っています。
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