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フェブラリーS 騎手

三浦皇成にとってのG1初勝利が目の前に?師匠と共に歓喜する愛馬の誕生日!!

当初は天才の再来か!

とまで言われた三浦皇成もデビューから早15年を経過。

なんだかんだ言って勝ち星は984勝と1000勝にほぼ近づいてきた

だが、いまだに中央場所でのG1レースの勝利は無し。

しかし、そんな彼にもようやく春が訪れようとしている。。。

そう思えてならないちょっとしたストーリーをお話ししたいと思います。

 

 

皆さんこんにちわ、俊樹です。

私はコロナが始まる2019年の春にこんな記事を書きました

三浦皇成のG1勝ちも近い!?一時は天才と言われて旋風を巻き起こしそうだったが・・・

 

あれから4年目に入ろうとしていますが

いまだに三浦皇成のG1勝利にはお目に掛かれておりません。

※ダンシングプリンスで交流G1のJBCスプリントは勝ちましたが。。。

 

G1レース108回の連敗記録という大変不名誉な苦しみを乗り越えて

もしかしたらココが三浦皇成のG1初制覇かと期待された去年暮れのホープフルS

東京スポーツ杯2歳S勝ちのガストリックに跨った彼の結果はなんと16着。

またもや戴冠はお預けとなってしまいました。

 

彼はいったいいつになったら中央でのG1レースを勝てるのだろう?

そうお思いの方々も大勢いらっしゃることでしょう

しかし、私はあることに気付きました。

今度ばかりは本当に彼のG1制覇が叶うのではないか?

その舞台が2/19に行われるフェブラリーSだと思うのです。

 

現時点では、根岸Sの覇者レモンポップや牝馬初の武蔵野S制覇を達成したギルデッドミラー

昨年のフェブラリーS2着からの雪辱を狙うテイエムサウスダン

さらには外国からの参戦となるシャールズスパイトなど20頭が登録を予定しています。

アティード 横山和生
オーヴェルニュ 福永祐一
ギルデッドミラー 三浦皇成
クラウンプライド ○○
ケンシンコウ T.バシュロ
ケイアイターコイズ ○○
ゴールドパラディン ○○
ジャスパープリンス ○○
シャールズスパイト J.モレイラ
ショウナンナデシコ 横山武史
スピーディキック 御神本訓史
セキフウ M.デムーロ
ソリストサンダー 菅原明良
タガノビューティー 石橋脩
テイエムサウスダン C.ルメール
ドライスタウト 戸崎圭太
ヘリオス 武豊
メイショウハリオ 浜中俊
レッドルゼル 川田将雅
レモンポップ ○○

 

巷では「混戦」の二文字が見受けられます。

確かに、中央でのG1勝ちをしてる馬は皆無ですし

外国から参戦のシャールズスパイトもG1勝ちは芝でのもの。

そして、根岸Sを勝ったレモンポップの鞍上には戸崎の名前が無し。

※戸崎は全日本2歳優駿を勝ったドライスタウトの方に跨る予定。

となると、ダートに転向してから全て強い競馬を見せつけているギルデッドミラーが

押し出されるように1番人気に支持されるのではないかと見ています。



話しを元に戻します。

何故、三浦皇成の中央での初G1制覇が今度のフェブラリーSだと思うのか?

そこには言葉では言い表すことのできない人間同士の「縁」や「繋がり」というのがあります

 

それは今から32年前の春に遡ります。

明け4歳牝馬のイソノルーブルという馬が5戦5勝で桜花賞へ向かいました。

当日は単勝2.8倍の1番人気に支持されまたが

不運にもなんと蹄鉄を装着しないままレースに出走せざるを得なくなり5着と敗退してしまいました。

当時の鞍上だった松永幹夫(現調教師)もそれは無念の気持ちでいっぱいだったに違いありません。

そんな事件があった後のオークスでは4番人気と人気を落とすも

華麗な逃げ切りを果たし桜花賞での雪辱を晴らしたのでした。

勝利ジョッキーインタビューで松永幹夫が

『桜花賞でのあまりの不運に、僕はGIなんて一生勝てないんじゃないかと思いました』と放った言葉がいまだに私の脳裏にこびりついています。

その松永幹夫がG1初制覇をしたのがデビューから6年目のこのイソノルーブルのオークスだったのです。

松永幹夫がG1初制覇したイソノルーブルのオークス

 

あれから30数年が経ち現在に至っているのですが

調教師としてはレッドディザイアやラッキーライラック、アウォーディー、ラニなどの活躍馬を手掛けました。

そんな厩舎の元でこれから羽ばたこうとしているのがフェブラリーSに出走を予定しているギルデッドミラーです。

このギルデッドミラーはデビューから川田や福永祐一、北村友一、岩田望来、池添、団野、戸崎、石橋脩、外人騎手と数々のジョッキーが跨りました。

そして、ダートに転向してからの4戦は全て三浦皇成が手綱を任されています。

 

何で三浦皇成が松永幹夫厩舎の馬に跨るようになったのかはわかりません。

でも、私はココに勝利の「縁」があるように思えてならないのです。

競馬界、とくに騎手と馬の出会いというのは馬主や調教師によって結ばれるモノ。

あの武豊が苦しんでいた時に助け船を出したのがノースヒルズの前田オーナー

そして、キズナという馬に巡り合って武豊は5度目のダービーを制して生き返ることができました。

 

もう騎手人生も残り少ない福永祐一もノースヒルズの前田オーナーの馬で

彼の人生の集大成となるコントレイルと出会ったのも記憶に新しいところですね。

 

もしかしたら松永幹夫厩舎のギルデッドミラーこそ

三浦皇成に初G1をプレゼントしてくれる救世主なのかもしれません。

そして、彼が勝利した暁には32年前の師匠と同様に

『僕、一生G1を勝てないのかと思ってました』なんて言葉が出てきても決して不思議じゃありませんよね(笑)

 

最後になりますが、フェブラリーSが行われる2/19という日は

なんと愛馬ギルデッドミラーの誕生日なんですよ!!




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