タイトルホルダーの単勝オッズが1倍台!
私がまっさきに頭の中に思い描いたのは一昨年の大阪杯でのエフフォーリア。
幾ら実績断然にせよ、ちょっと被りすぎでは?との思いがありました。
そのインスピレーションがこんな結果になるとは!
競馬って何が起こるかわかりませんね、人生と同じで・・・
皆さんこんにちわ、俊樹です。
タイトルホルダーファンの人には悲鳴が起こってしまった昨日の天皇賞。
私は戦前からタイトルホルダーの逃げ切りは無いだろう、あっても最後のゴール前で差されよくて2着、3着、下手したら馬券からも外れるのではないか?という見立てでした。
しかし、それをも上回る「競争中止」というハプニング、さすがにココまでは予想に反していました。
心配されたタイトルホルダーの診断の結果は「右前肢ハ行」と発表されており、ひとまず馬には不幸中の幸いでしたね
レース前から鞍上がしきりに馬をほぐしていたという声も聞いたりしましたが、3コーナーの下り坂で横山和生が無理をしなかったのが良い判断だったのではないでしょうか
昔から京都競馬場、淀の3コーナーには「魔物」が潜んでいると言われていますが
大昔のテンポイントや、淀に咲いて淀に散ったライスシャワーのように予後不良、安楽死処分などという大事にならなくて良かったと思っています。
果たして今後、タイトルホルダーはどうなるのでしょうか?
休養と取り、再度ファンの前に姿を現すことができるのでしょうか?
もしかしたら、エフフォーリアみたいに大事を取って引退?という風にもなるのでしょうか?
それは我々にはわかりませんが、これだけ人気のある馬ですからまた華麗な復活走を見たいという思いもありますよね
タイトルホルダーはゆっくり休養してもらうとして、主戦ジョッキー横山和生について触れたいと思います。
結論から言えば、今回の事態も私としては横山和生や人間たちへの試練だと思っています
とくに横山和生は去年の弟武史とまったく同じ兆候ですね
横山武史も一昨年、エフフォーリアやそしてタイトルホルダーで一世を風靡しました。
去年を振り返ってもらいたいのですが、期待に反した1年だってではないですか!
兄の横山和生も去年、タイトルホルダーで天皇賞と宝塚記念を勝ち、そして凱旋門賞にまで挑戦。
ダート界ではウシュバテソーロとのコンビで暮れの東京大賞典を勝ちやはり一世風靡しました。
しかし、今年に入ってからそのウシュバテソーロを川田に取られ、チャンスを与えられたドルチェモアでも期待に反し、極めつけはこのタイトルホルダーでの今回の結末。
これはまさしく横山和生に与えられた人生の試練で間違いないでしょう。
思い返せば私は彼らの親父である横山典弘というジョッキーもデビューからずっと見てきました。
ジョッキーとして腕はそれなりにあったと思うのですが、いかんせん産まれた時代が悪かった。
良いところは武豊や外人ジョッキーたちに全部持っていかれて、しまいには「G1万年2着病」というレッテルまで貼られてしまいました。
私はその頃「どこまで横山典弘という男は運がないんだろう?」とさえ思ったほどです。
周りからは下手くそだのなんだのと罵声を浴びせられ、当の本人はほんとに辛くて死にたくなるぐらいの思いだったに違いありません
でも、よくそれを絶え凌いでトップジョッキーにまで登り詰めたと思うと本当に感服しますね。
人間って誰しもが上を目指していると必ずや「試練」というものは付き物です。
これから横山兄弟、とくに和生は試練が始まったばかりだと思いますし、これがいつまで続くのかわかりません。
しかし、親父の背中を見て育ったからこそ、これぐらいの試練に負けないで今後も頑張っていって欲しいと思いますね
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