近年は宝塚記念よりも札幌記念に有力馬が揃う傾向がありますが
今年は7~8頭のG1ホースが出走予定の2020年の宝塚記念。
例によってファン投票1位のアーモンドアイは出走しませんが
2位のラッキーライラック、3位のサートゥルナーリアは出走を表明しています。
この2頭、最終的にどちらが1番人気に押されるかはわかりませんが
今回はサートゥルナーリアに騎乗予定のルメールについてお話ししていきたいと思いますので
今年の宝塚記念の馬券検討の参考にしてもらえば幸いです
このルメール、2015年にJRAの騎手免許試験を初めて受験し合格しました。
そして、同時に合格したミルコ・デムーロと共に外国人として初めてJRAの通年免許を取得し今日に至っています。
それ以来、数々のビッグタイトルを獲得し、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍しているのは皆さんもご存じのはず。
ですが、一つ気掛かりな点というのがあります。
それは、ルメールって宝塚記念に縁がないの?
という風に思えてならないのが
2015年~2019年までの下記に記したルメールの宝塚記念での結果です。
●2015年 ラキシス 2番人気 8着
●2016年 ラブリーデイ 4番人気 4着
●2017年 シャケトラ 2番人気 4着
●2018年 サトノダイヤモンド 1番人気 6着
●2019年 レイデオロ 2番人気 5着
ご覧頂いておわかりかと思いますが
毎年のように人気馬に跨って参戦するも
1着はともかく、馬券になったことが1度も無い!!
これ、ちょっと不思議だと思いませんか?
私には、ルメールがこの宝塚記念というレースには縁が無いんじゃないのか?
現時点ではそういうに感じざるを得ないというのが率直な感想です。
それともう一つ、これはもちろん本人に聞いたわけでもありませんし
私個人が勝手に思っていることなんですが
ルメールって日本の「夏」はあまり好きじゃないんじゃないか?ということです。
とくに日本は梅雨時から真夏にかけては湿度が高く不快なことが多いので
ルメールに限らず、嫌いな時期だと答える人は多いでしょうね
ルメールとて人間ですから年間を通して調子を維持するということは不可能です。
調子の良い時もあれば、悪い時もある。
夏はG1レースこそお休みですが、ローカルでは毎週のように重賞が組まれています
ちなみにルメールが通年免許を取得してからは毎年北海道を主戦場としていますが
夏の重賞を勝ったのは下記の4鞍だけ!
ラジオNIKKEI賞 - アンビシャス (2015年)
札幌記念 - ネオリアリズム(2016年)
キーンランドカップ - エポワス(2017年)
関屋記念 - ミッキーグローリー(2019年)
ルメールということを考えるとちょっと物足りなさを感じてしまいますよね
こうして彼の夏場の活躍を見ていると
重賞でもイマイチという結果が表れているのは
「気候」の影響というのも少なからずあるのではないかと思ってしまいます。
さて、2020年の宝塚記念に出走してくるルメール/サートゥルナーリアですが
馬自体はこのレースを制してもなんら可笑しくないポテンシャルを持っています
とくに前哨戦となる中京での金鯱賞では単勝1.3倍という圧倒的人気に応えて楽勝しました
ですが、宝塚記念のサートゥルナーリアは
私としては「2着はあっても1着は無い!」
というのが結論としてお伝えしておきたいと思います。
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