偶然だったのか、それとも必然だったのか?
まさに世にも奇妙な物語が起こったのが2014年の日本ダービーでした。
あの日、私は毎年のごとく東京競馬場へ足を運んでいました。
折からの晴天で観客席にいても、もの凄く暑さを感じたのを今でも覚えています
その日は天覧競馬ということで当時の皇太子殿下(現天皇陛下)もご来場されていた時でもありました
2014年の3才牡馬クラシック路線というのは
皐月賞馬に輝いたイスラボニータをはじめ、同レース2着のトゥザワールドを筆頭に
各重賞やトライアルというのは毎回勝ち馬が変わるなど割と混沌としていました
そして、桜花賞でハープスターの2着になったレッドリヴェールまでもダービーに参戦してくるなど
この年のダービーはそれなりに顔ぶれも揃い賑やかなダービーになったのです
表面に出ている話題としては、イスラボニータでダービー制覇に燃える蛯名正義が悲願達成なるか?にかかっていましたが
その裏で、密かに私は皐月賞で猛然と追い込むも4着に敗退してしまった勝ち馬のワンアンドオンリーが気になって仕方ありませんでした
実は前年の東京スポーツ杯2歳Sの時点から
横山典とワンアンドオンリーの運命的な出会いというのは感じとっていました
もしかしたら先々、このコンビが大きい仕事をやり遂げるんじゃないか?という直感が私の中で産まれていました。
何故ならば、彼と馬が偶然にも「2/23」という同じ誕生日だったからです。
そして、迎えた第81回日本ダービー!
それまでの下調べで更に驚いたことがあったのですが
実はノースヒルズの前田幸治代表も誕生日が「2/23」だったのです。
そして、極めつけだったのが
その日に東京競馬場へご来場された皇太子殿下さえも
なんと、なんとお生まれが「2/23」ではありませんか!!
こんな偶然があって良いものなんだろうか?
この事実を知った私はもう、そりゃ~たまげましたよ
まさに「運命の結晶」とでも言うのでしょうかね?
このワンアンドオンリーという馬は父ハーツクライの無念を晴らすべく
この日本ダービーを獲るために産まれてきた馬だったんだなぁと後々に思いました。
それからは度重なる期待にも応えることができずに同馬は引退していってしまうのですが
今にして思えば鞍上の横山典も何か不思議な力が彼に乗り移ったのか
あの騎乗をもう一度やってみろといってもなかなか出来ないような
神がかり的なレース運びだったと思います。
勝ったワンアンドオンリー&横山典が
皇太子殿下のところへ歩み寄り、深々と敬礼したのがなんとも印象的でしたね
色んな意味で記憶に残るあの時のダービーをぜひご覧下さい。
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