去年、暮れの12月8日(日曜)。
私は例の如く、JRAが毎年配布をするカレンダーを手に取りました。
ほー、2020は日本では東京オリンピックが開催される歴史的な年。
競馬界もそれに乗じて牡馬か牝馬の「3冠馬」を輩出したいんだな!!
と、いつものインスピレーションがピ~ンと働きました。
しかし、蓋を開けてみたら東京オリンピックはどこへやら
我が国はもちろん、世界中が新型コロナウイルスによって大変な事になりました
まさか、まさか、2020年がこんな年になるとは夢にも思いませんでした
しかし、ありがたいことに競馬は「無観客」でもづっと続いており
年末に感じたことが一歩、一歩、現実として迫ってきています
とくにコントレイルが皐月賞を勝った時点でその思いは更に強くなりましたね
もしかしたらこの2020年は競馬史上初めての出来事が起こるのではないか?
それは3歳牡馬、牝馬ダブルでの「3冠馬」が出現する!!
まずはレディーファーストということで
デアリングタクトと松山弘平が3冠への第二関門をこれから通過しようとしています
見て下さい。
自信がみなぎる左手を!
松山本人もこの馬で完全に「3冠」というのを意識しています。
勝てば、43年のクリフジ、46年のミツマサ、57年のミスオンワード、06年のカワカミプリンセス、去年のラヴズオンリーユーに次ぐ
史上6頭目の「無敗のオークス馬」となるデアリングタクト。
無敗の二冠牝馬となれば、57年のミスオンワード以来62年ぶりの
史上2頭目の無敗の桜樫二冠馬ということになりますね
もちろん巷では一気の4ハロンの距離延長に疑問を投げかける人たちも大勢います
更に今の府中は完全なる高速馬場
桜花賞のように後ろから行ったのでは届かないのではないか?
まして、騎手の松山自身がこんなプレッシャーに耐えられるのか??
等々、不安な声もたくさん聞かれます。
牝馬の調子維持の難しさからでしょうか、無敗で二冠を達成した牡馬は6頭いますが
牝馬は2頭しかおりません(クリフジはダービー、オークスの二冠)
なかなかハードルは高いですが、勝てば歴史に残る名牝となることは間違いありません
そんな大舞台でのヒロイン候補に抜擢されたデアリングタクトと松山弘平。
4月下旬に起こった落馬事故により仙骨骨折にみまわれながらも
いち早く怪我から復帰してきたその精神力は
なんとしてもこのデアリングタクトのオークスに間に合わせるんだという強い想いがあるからこそだと思います。
あのアーモンドアイですら成しえなかった無敗の3冠牝馬へ
今週のオークスでもその名前の通り「大胆な戦法」を見せてくれるに違いありません。
そして、次週のダービーのコントレイルと福永祐一に
「無敗」というバトンを繋いでもらいたいと思います
★ランキングに参加しております。
何か参考になったなぁと思ったらポチッとして頂けると嬉しいです。
にほんブログ村