さぁ、春のG1シーズンが開幕ですね。
今週末の高松宮記念を歯切りに大阪杯、桜花賞、皐月賞と
まずは4週連続のG1が続きます。
G1レース恒例の「サイン・裏読み」はまた別に書きますが
ココではあくまでも正攻法からの観点で考察をしたいと思います。
去年、この高松宮記念と秋のスプリンターズSを勝って
最優秀短距離ホースに選出されたファインニードルが早々と引退し
古馬短距離路線の絶対的王者が不在の中で今年は行われます
出走予定メンバーは下記の通りです
フルゲートの18頭立てで行われるのは間違いないところで
活きのいい明け4歳馬たちを含め、歴戦の古馬も混じり面白い戦いになりそうです。
ただ、この高松宮記念の過去結果を見ても実力馬が実力通りの走りを示しており
上位人気馬が強い傾向にあるので、無謀な穴狙いは避けた方が懸命なレースと言えるでしょう
まぁ、どこを見ても、どのような角度から見ても
一番人気が確実なのはダノンスマッシュでしょう。
千六ではいささかこの馬には距離が長かったか
すかさず短距離路線にシフトを変えてからはパーフェクト連対。
京阪杯、シルクロードSと重賞を連勝してこの本番に挑むのは父ロードカナロアとまったく同じ。
父親はカレンチャンの3着に身を甘んじてしまいましたが
果たして息子はどうか?
いずれにしろ今年の高松宮記念では
このダノンスマッシュを外すと馬券が取れないというぐらい有力なのは確かなこと
それに、今季絶好調の馬主でもある「ダノン軍団」が後押ししてくれてもいますよね。
逆に2番人気に祭り上げられますが、ちょっと危険だなと思っているのが
前走のオーシャンSで華麗な逃げ切りを演じたモズスーパーフレア。
こちらも4歳になってからは千二で2連勝中。
完全に逃げの戦法が板についてきた感じがします。
ダノンスマッシュの鞍上の北村友はこのモズスーパーフレアに跨ったことがあるので
楽に逃がしたら怖いというのを肌で感じているはず。
今回は早めにこの馬を捕らえにかかるのではないでしょうかね
そうすると残り50mぐらいで苦しくなって、もしかしたら後続に差されて馬券圏外へと飛ぶリスクもあると思っています
他で上位に喰い込みそうなのが、阪急杯で1番人気になりながらも期待を裏切ったミスターメロディ。
3歳時に勝ったファルコンSと同舞台ですし、人気の重圧から解放される今回が逆に面白いのではないでしょうかね
後はG1ホースで短距離G1を4度2着したことのあるレッツゴードンキは、枠順如何によってはまだまだ健在ぶりを発揮しそうです
ダイメイプリンセスやラブカンプー、ロジクライあたりも展開によっては喰いこむ余地がありそうですね
現時点で、伏兵として面白いと思っているのは関東馬のナックビーナスでしょうか。
とにかく短距離では抜群の安定感を誇っており
現に去年の同レースでも3着と好走しています。
珍しい記録ですが、オーシャンSを3年連続で2着に好走するという地味に高い能力を見せています。
去年は10番人気での好走でしたが、今年も上から数えれば伏兵の部類に入るのは確実なところ
勝ち切るまでは厳しいと思いますが、3連の紐には抑えておきたい1頭ですね
枠順は決まっていませんが、結論から言えばダノンスマッシュ中心のレースでよろしいでしょう。
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