毎年、根岸ステークスがやってくると
このブロードアピールのことを思い出してしまうのは決して私だけじゃないと思います。
あのレースパフォーマンスは世界でもトップ10に入ってもおかしくない。
あれはまさに衝撃映像、それぐらいの深い衝撃を与えたこの馬の走りだったと思います。
今にして思えば、いったい何人のジョッキーたちがこの馬に乗ったんだ!
ってぐらい背中の出入りが激しかったこと!
デビューから数えて総勢13人の騎手がブロードアピールに跨りました。
その中には当時の名手と言われた岡部幸雄やアンカツ、ペリエ、Mキネーン、Kデザーモ
さらには今は亡き後藤騎手の名前もあります。
もちろん武豊も乗っていましたが、私はこの馬の背中に一番合うのは武幸四郎だったのかなと思いますね
しかし、これだけのそうそうたるジョッキーたちが跨ったにも拘わらず
G1の勲章を獲ることができなかったのは
この馬にとって少し寂しいかなと、20年近く経った今でも思います。
ホントにあの鬼脚には鳥肌が立ちました。
直線だけで14頭をごぼう抜き!
まるで芝を走ってるのか?と思わせたほどでしたよ。
直線に向いてとても無理だろうという位置から
無理だろうという差を、物の見事に差しきってしまったわけですからね。
追い込み馬なのに芝やダートなど様々な舞台で活躍し
大敗が異様に少ない安定した成績をこの馬は残しましたね。
とにかく何年経ってもあの日の記憶を忘れる事は無いでしょう。
今改めて見ても、ほんと惚れ惚れするほどの豪脚とはまさにこの事。
多くの競馬ファンの心に響いた青嶋アナの名実況とともに当時のレースをご覧ください
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