有馬記念ほど参加する人はいないですが
昔から中山で行われる「金杯」というとケントク買い(俗にサイン馬券)をする方が多いレースですね
私もまだ競馬を始めて間もなかった頃
競馬好きなおっちゃんに「金杯っていうレースはなぁ、馬の名前をよく見ろよ!」
「金にまつわる馬名とか、正月に相応しいめでたい物とかが入ってる馬」がよくくることがあるんだよ・・・
っていう風に教わったことがありました。
これが、私のサイン予想や裏読みに入るきっかけを作ったことでもあったんです。
しかし、不思議なことに「金杯」というレースほど
名前に「金」や「お正月」にまつわる事柄が入っている馬が激走するレースはありませんね
私のこれまでの記憶ですが、人気薄の馬がよく走っていたと思います。
そして、一時は毎年のようにそれなりの名前の馬が来ていました。
例えば、1984年に勝った馬の名前が「ドウカンヤシマ」(銅)
1985年に勝ったのが「スズパレード」(鈴)
1986年に勝ったのは「クシロキング」(釧路)
1987年は「トチノニシキ」(錦)、この馬なんてなんと単勝54倍もついた14番人気での激走でした
1988年は「アイアンシロー」(アイアンは日本語で鉄ですね)、これも12番人気での激走
1989年は「ニシノミラー」(ミラーは鏡)
それから少し空いて、1995年は2着馬に人気薄の「ゴールデンアイ」(ゴールデンは金色のという意味ですね)
これは1番人気の馬でしたが1996年~1997年の2年連続で「ベストタイアップ」が勝ちました(タイ→鯛)
あとは、ビッグゴールドという馬が勝ったり(ゴールド→金)
アドマイヤフジが連覇を果たしたりしましたね(フジ→富士)
でも、これも不思議なことにこのアドマイヤフジを境に
それ以降はそういう「らしい名前」の馬が来ることがピタッと止まってしまいましたね。
そんな長い中山金杯の歴史の中で私が悔しい思いをした時のレースがあり
このレースがあるたびにそれを思い出します
それは1992年の中山金杯でした。
馬柱を見ているとまさしく「金」にまつわるカネハボマイという馬が出走していました。
毎年のように「らしい名前」の馬が来ていたんで
この時ばかりも私はこのカネハボマイという3番人気の馬から馬連をしこたま買っていました。
しかし、そのカネハボマイという馬は11着に沈んでしまって
勝った馬は柴田政人が乗ったトウショウファルコという馬が勝ちました。
後になって気づいたのですが、すっかりココを見落としてしまっていました
栗毛の馬体に「金色」の尾とたてがみを持った馬
美しい金髪の貴公子としても話題になっていた馬でした
馬名こそ「金」とは関係ないですが
まさしくこの馬は「金杯」を勝つに相応しい馬だったということでした。
今から26年も前になりますが
金色の髪をなびかせながらターフを駆け抜いた
グリーングラスの子供、トウショウファルコの中山金杯をご覧下さい。
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