皆さんこんにちわ、俊樹です。
いや~、驚きましたね!
まさかこんなにも早く世界一の高額賞金レース「サウジC」を日本勢が制覇するなんて思ってもみなかったです。
今回は、その大金星を挙げたパンサラッサの次走以降の展望と
世界に名を轟かせた「吉田豊」という男に迫ってみたいと思います。
とにかく「サウジC」の賞金が凄すぎます!
こりゃ~、日本勢が目の色を変えて挑戦しにいくのも頷けますよ
1着賞金約14億円ってほんと破格ですよね。
それを今回、なんと一発で仕留めてしまったパンサラッサと吉田豊。
これでパンサラッサの獲得賞金が約18億円前後(正確な数字はわかりません)になった訳ですが
歴代の獲得賞金ランキングの上位に名を連ねていたキタサンブラックやテイエムオペラオーさえも抜いて
一気に2位にランクインしてしまいました。
現在1位のアーモンドアイが「19億1526万3900円」とのことですから
次走次第では単独1位に登り詰める可能性は十分ありますよね。
では、そのパンサラッサの次走ですが恐らく3月に行われるドバイでのドバイワールドカップでしょう。
そのドバイワールドカップの1着賞金はこれも破格の約9億円。
仮にパンサラッサが4着に負けてしまっても約8千万円入りますから
これで逆転になって歴代の獲得賞金王に躍り出ることになります。
パンサラッサは現在6才ですからたぶん競走生活も年内一杯ではないでしょうか!?
あくまでも私の予想ですが、次走はドバイワールドカップ。
去年はそのドバイの後に宝塚記念、札幌記念を使いましたが
今年は無理せず秋まで充電して、去年惜敗した天皇賞(秋)で走って最後に香港Cへ再挑戦。
ですので、日本でパンサラッサの雄姿を見れるのもあと一回ぐらい?
そんな感じになるんではないかと思っています。
今やパンサラッサは令和のツインターボ、令和のサイレンススズカという別名で親しまれるようになりました。
ツインターボは残念ながらG1レースを勝つことはできませんでしたが
既にパンサラッサはG1を2つ勝ってツインターボを悠々と抜き去りましたね
後は、残りの競走生活を全て勝利することができたら
そこで初めてあのサイレンススズカに並ぶことができるでしょう。
とにかくパンサラッサの次走も余計な作戦などいらず「逃げ一択」。
去年と同様に、今年もドバイで快速ぶりを発揮して欲しいと思います
今回のサウジCでパンサラッサを勝利に導いた吉田豊。
これで「世界の豊」が二人になりましたね!
私も今まで吉田豊という男をずっと見てきましたが
まさか彼にこんな未来が訪れるとは正直、夢にも思いませんでした。
だから、人生というのはわからないものですね~
彼が騎手としてデビューしたのが今から29年前の1994年。
同期生で頑張っているのは幸ぐらいでしょうか
彼はそれからわずか2年ほどで頭角を現わしました。
それはメジロドーベルという1頭の馬との出会いにより吉田豊は騎手の階段を一気に駆け上りました
オークス、秋華賞、エリザベス女王杯を連覇など華々しい成績を上げて「東の豊」とも呼ばれるようになったんです
しかし、メジロドーベルが引退していってからはそんな彼にも少し陰りが出始めました
スマイルトゥモローやマイネルラブ、ブルーメンブラットなどでG1を勝つも
いつしか彼は「穴男」の異名をとるようになってしまったんですね
でも、彼の騎乗技術は巧で、どちらかといえば「逃げ馬」に乗せれば上手いと思わせるものがありました。
それはパンサラッサに乗ってる吉田豊を見ればおわかりになりますよね
通算で1000勝以上はしているものの、この10年ぐらいは日陰暮らし
それを尻目に実の弟の吉田隼人の方が兄を上回ってしまいました
そして、その弟とソダシの活躍を見ていて発奮したんでしょうね。
「俺だってまだまだ負けないぞ、諦めないぞ!」ってね。
だからこそ、そんな想いの彼のところへ巡り巡ってパンサラッサが回ってきたんだと思います。
このパンサラッサにはデビューから色んな騎手が跨っています
坂井瑠星、池添、松山、三浦皇成だってこの馬に跨った過去があります
それから藤岡佑介、戸崎、菱田と跨り、去年の中山記念の勝利から完全に吉田豊が手綱を握るようになりました。
ですので、吉田豊自らが運を引き寄せたんですね。
吉田豊は現在47歳ですから、恐らくこのパンサラッサが彼にとって最後の「お手馬」になると思います。
色んな思いが彼の中にあるんでしょうが
更に続くチャンスを是が非でもモノにしてもらいたいと思っています
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