本筋に入る前に少し余談を。
先週行われた天皇賞(秋)はアーモンドアイ惜敗説を唱えていたために見事に撃沈!!
改めてアーモンドアイ&ルメールには脱帽してしまいました。
ただ、ひとつ気になったのがあの勝利インタビューでのルメールの涙です。
また捻くれたことを言うようですが、なんでルメールは涙まで流したんでしょうか?
史上初のG1最多勝《8勝》を達成したからでしょうか?
でも、それで普通泣きますか?(笑)
私個人的にはこう思いました。
ルメールは戦前は必ず強気な発言をするのは今に始まったことではありませんが
ひょっとしたらルメール自身はアーモンドアイの衰えを知って肌で感じていたのではないでしょうかね?
今回の勝利はルメールの思惑以上の力を愛馬が発揮したのかもしれません
だから「この馬は僕が思っていた以上に凄い馬だ、今回は馬を褒めたたえて欲しい!!」というルメールの熱い思いがあったのでしょう。
それは遠い昔、あのトウカイテイオーが最後の有馬記念で劇的な勝利を挙げ
名手田原成貴が涙した時と今回のルメールの涙がだぶってしまいました。
いずれにしろ勝ちは勝ち。
これで歴代のスーパーホースたちを抜いてアーモンドアイがトップに躍り出たという訳ですね。
関係者の皆様、おめでとうございました。
余談が少々長くなりましたが今回は再来週に行われるエリザベス女王杯についてです。
結論から申しますとこのレースを勝つのは「ラヴズオンリーユー&Mデムーロ」だと思っています。
何故そう思うのか?ということについては後程説明しますね
現時点で今年のエリザベス女王杯は下記の馬たちが登録をしています。
ラッキーライラック(ルメール)
ノームコア (横山典弘)
センテリュオ (戸崎圭太)
ラヴズオンリーユー(デムーロ)
ウインマリリン (横山武史)
ウインマイティー (和田竜二)
サラキア (北村友一)
リアアメリア (川田将雅)
ソフトフルート (福永祐一)
シャドウディーヴァ(内田博幸)
※登録19頭(フルゲート18頭)
まぁ、恐らくルメールに乗り替わるラッキーライラックが一番人気になることでしょう。
次いで横山典が跨る札幌記念の覇者ノームコア。
その次にデムーロのラヴズオンリーユーだと思います。
ただ、骨っぽいのが何頭か出走してきますので
ラッキーライラックの一本被りにはならず
割と配当妙味も出るレースなのではと今の所予想しており
大変楽しみな、待ち遠しい一戦でもあります。
では、私が今年のエリザベス女王杯で勝つのはラヴズオンリーユーだと言う理由を説明しますね!
これはサインでも、はたまた裏読みでもありません。
ある意味、人知を超越した出来事でもあるのですが
それは何かと言うと
弔いです。
はっ?と思うかもしれません。
ですが、現実に先月の初めに起こったではありませんか!!
世界最高峰の凱旋門賞というレースで。。。
この時の勝ち馬を覚えてらっしゃいますか?
ソットサスという馬でしたね
その凱旋門賞を勝って引退してしまいましたが見事な勝利でした
なんせ、絶対だ!と言われたあのエネイブルを破っての勝利ですから大変価値のあることだと思います。
この時に跨っていたのはMデムーロの実の弟である「Cデムーロ」でした。
これはニュースなどにも流れましたからご存じの方も多いと思いますが
9月の初めにデムーロ兄弟の父親であるジョバンニさんが病気のためイタリアで亡くなったんですね
不謹慎かも知れませんが、私はこの凱旋門賞も例の「弔い合戦」だと予測して
このソットサスからの馬単を購入してズバリ万馬券を射止めることができました!
これは競馬界に限らずこういうことというのは日常的にも様々なところで起こることです。
弔い合戦とは、味方の戦死者のかたきを討って、その霊を慰めるための戦のことです。
戦国時代には「山崎の戦い」「明善寺合戦」「人取り橋の合戦」などの弔い合戦があり、後世に語り継がれています。
現在では勝ち負けを決める競技や政治の場面で、亡くなった人をとむらうために勝ちたいという意味合いで使われることが多い言葉です。
ということで話を元に戻しますが
Mデムーロにとっては愛する父親が他界してしまったこと
更に今年はコロナの影響でその父親にも会いに行けなかったこと
弟のクリスチャンが父の弔いをして尚更本人もメラメラと燃えていると思います。
Mデムーロが現時点で大レースを勝てるようなお手馬は
昨日のJBCクラシックで2着になったオメガパフュームと
そして、エリザベス女王杯に出てくるラヴズオンリーユーぐらい。
私は今回こそが弔いの格好の舞台だと思っています。
人気も絶好調のルメールの影に隠れるような存在ですので気楽に乗れるでしょう。
ぜひ、エリザベス女王杯のラヴズオンリーユーには注目しておいて欲しいと思います
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