まだまだ記憶には新しいと思いますが
有馬記念で不本意な競馬をしてしまったアーモンドアイが
今年の初戦にヴィクトリアマイルを選択してきました。
牝馬同士、メンバー的にも絶対と思わせる同馬が
果たしてこのレースをいとも簡単に勝ち切ることができるのでしょうか?
結論として、私は不覚を取るのではないか?
そんな気がしてならないです
まず、今年のヴィクトリアマイルの出走予定メンバーを見てみましょう
目下、重賞3連勝中で充実度ではこの馬が一番ではないかと思わせるサウンドキアラや
去年は無敗でオークスを制したラヴズオンリーユー
去年のこのレースの覇者ノームコアや同2着のプリモシーンあたりも出走予定
ハイレベルなメンバーが登録してきて面白いレースになりそうです。
ただ、なんといっても注目は有馬記念以来になるアーモンドアイが
どんな競馬をして勝つのだろう?
大方のファンの視線はそこへ集中するんじゃないかと思います。
では、私個人が今回のアーモンドアイが絶対ではない
有馬記念よりは好走するだろうとはいえ
もしかしたら不覚を取るかもしれないという理由を説明しましょう
まず第一に、今年はコロナウイウイルスという疫病によって
日本馬が海外へ遠征することができなくなってしまいました。
本来であれば、アーモンドアイは勝敗は別としても
ドバイのレースを使って、更に他の海外の地域へと出走の幅を広げていたと思います
ですから、こんな言い方はしたくありませんが
平時だったらアーモンドアイにとってヴィクトリアマイルというレースなどは眼中に無かったのです。
ですが、事情が事情なため、国内では使うレースが限られているんです
とりあえずココに出走しておくか的な感じでの今回の出走となる訳です。
陣営がホントに目標にしていて獲りたいレースなのかと問うと
そうでは無いと言い切れるでしょう。
まして、戦う相手は同じ牝馬同士。
そこに若干の隙があるのではないかと感じてしまうのです
要は相手を舐めて掛かって戦いに挑むと
得てして思わぬ不覚を取ることがあるということです
そして、もう一つは「惨敗」の後の初戦だということ。
近年、女傑と呼ばれた馬を思い出してみて下さい。
皆さんがすぐに出てくる女傑というのは
ダイワスカーレット
ウオッカ
ブエナビスタ
ジェンティルドンナ
(私の中ではリスグラシューは女傑には入りません)
たぶん、このあたりではないでしょうか?
ダイワスカーレットに関しては生涯、「惨敗」という二文字は存在しませんでした
しかし、リスグラシューを除く後の3頭というのは一度は「惨敗」というのを経験してるんですね
アーモンドアイにとって去年の有馬記念の9着というのはその「惨敗」に等しいです
まずはウオッカですが、やはり有馬記念で11着という惨敗を喫してしまったことがあります。
その惨敗後のレースはどうだったかと言いますと
京都記念が6着、ドバイのレースが4着、そして帰国してのヴィクトリアマイルが2着と馬券になりました。
お次にブエナビスタですが、ドバイへ渡って初めて8着という不本意な成績を収めてしまいました。
そして、帰国してのヴィクトリアマイルがウオッカと同様に2着と勝ちきれませんでした
そして、ジェンティルドンナですがこの馬も宝塚記念で初めて9着などという
女傑と呼ぶに相応しくない結果に終わってしまったんですが
その次のレースの天皇賞・秋でもスピルバーグの2着に屈してしまいました。
こうやってみてみますと、いかに女傑といえども
「惨敗」してすぐに「復活」とはいかないというところが現実にデータとして上がっています!
もちろん、今まで取り上げた理由が
取り越し苦労に終わる可能性だってあるのは百も承知です
アーモンドアイが圧勝するシーンを見せられるかもしれません
しかし、競馬に絶対は無い!
ということを今まで散々と思い知らされてきました。
ですので、当日はアーモンドアイが負ける「まさか」のパターンも考えながら馬券を購入したいと考えています
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