エリザベス女王杯の思い出!大番狂わせを演じた1989年サンドピアリス

G1レースメモリアル
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今から28年前の出来事です。

まだ産まれてないよ~!って方も少々お付き合い下さい(笑)

今でこそ、Win5を含め多種な馬券がありますが

当時はまだ単勝と複勝、そして枠連の3種類の馬券しか無かった時代です。

まだ20代そこそこの若かった私はあの日馬友と一緒に

東京都内の後楽園ウインズにエリザベス女王杯の馬券を買いに行っていました。

その日は今でも脳裏から離れないある出来事が私の前で起こりました。

長年、競馬をしている人ならおわかりだと思いますが

昔はある1頭の馬に人気が集中する場合は「単枠指定」という制度が設けられていました。

この年のエリザベス女王杯は20頭立て。

その「単枠」に指定された馬が、前哨戦のローズSを単勝1.6倍の断トツ人気で勝利した

当時はまだ売り出し中だった若かりし頃の武豊が跨る桜花賞馬のシャダイカグラという馬でした。

若いときの武豊

8枠の大外にポツンと1頭だけ配置されたような感じでしたが

それでもシャダイカグラの勝利は揺るがないだろうとの大方の見方で

馬券もそのシャダイカグラの8枠から売れに売れていました。

競馬をまだまだ知らなかった私たちも「武豊」で大丈夫だよな・・・と顔を見合わせ

バイトで稼いだお金の中から3万円を武豊のいる8枠から3点ばかり1万円づつ購入したのでした。

すると私たちのすぐ横にいた50代前後のオジサンが窓口で、「5-8に100」という声が聞こえました

私たちは顔を見合わせ「えっ、100万円!!」と苦笑していました

5枠には2番人気の馬と3番人気の馬が同居していたため

枠連の5-8というのは確か4倍前後のオッズでした。

 

その頃はまだ自動券売機というのが整備されていなく窓口でおばさんに口頭で伝えて馬券を買うというシステムが取られていたのです

ですので、そばにいれば誰が何を幾ら買ったのかが周りの人たちにもわかるような環境でもありました。

そのオジサンは私たちのすぐ近くのモニター画面でレースを見つめていました

レースが始まるや私たちも固唾を呑むようにモニター画面に見入っていました

3コーナー過ぎには1番人気のシャダイカグラが早くも2番手で他の人気勢も背後に取り付いており

よし、これはもらった!!と心の中で叫んでいた瞬間、なんと4コーナーを回るとそのシャダイカグラが後退していくのです

あららららら、もう駄目じゃん、そして馬群の外から赤い帽子が一気に伸びてきて

ゴール版を真っ先に駆け抜けたのが、なんと20頭立てのドンジリ人気のサンドピアリスという馬でした。

2着にも10番人気のヤマフリアル、3着には14番人気のシンビクトリーという馬が入り

恐らく今の3連単ですと2000万~3000万馬券に、Win5ならば2億円は確定でしょ!

とにかく競馬予想の次元を超越した大番狂わせでその年のエリザベス女王杯は幕を閉じたのでした

 

私たちのそばにいたそのオジサンは、その場でしゃがみ込み、ピクリとも動かずただ俯いたままじっとしていました。

恐らくショックで足腰が立たなくなってしまったのでしょうか。

あの時のそのオジサンの光景が28年経った今でも鮮明に覚えています。

しゃがみ込み、ピクリとも動かない人

(写真はイメージです)

 

競馬には「絶対」という二文字は無いんですね!

その事を強く思いしめされたエリザベス女王杯でもありました。

勝ったこのサンドピアリスのお父さんはあの有名な怪物ハイセイコーでもありました。

このレースを見るたびに当時の苦い思い出が蘇ります。

杉本清さんの名実況とともにどうぞご覧下さい。

 

 

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